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時はVCa2年。
かつてオーストラリアと呼ばれた大陸の残滓、「テラ・アウストラリス・インコグニタ(TAI)」で、極めて特殊な限定戦争が勃発した。 VRを保有する唯一の公式軍組織であるDNAが、謎のVR戦隊RNAと遭遇、大規模なVR同士の戦闘が発生したのである。
DNA側に与するVR部隊SHBVDは、HBV-05ライデンを専門的に運用する特殊部隊である。 所属パイロットのミミー・サルペン准尉は、緒戦から厳しい戦いを強いられた。 最新型VRを繰り出すRNAとの実力差は明らかで、徐々に拡大する戦火の中、彼女は文字通り激闘を演じることになる。 -
「月刊ホビージャパン」1999年9月号〜2000年10月号誌上において連載されたオフィシャル ストーリー『電脳戦機バーチャロン エピソード #2.42 ワンマン レスキュー(OMR)』。
電脳暦の地球圏を舞台に、初代バーチャロン(OMG)に登場するVR「HBV-05ライデン」に焦点をあて、搭乗するパイロット達の活躍や、敵VR戦隊のRNA、彼らが繰り出す新型アファームドとのバトルを、Dr.ワタリこと亙 重郎が書き下ろした。
また、精鋭"バーチャロン ワークス(VOW)"の手になる、OMRの世界観を大きく補完する設定やCG画稿も多数掲載され、大きな反響を呼んだ。
それから12年。亙 重郎自らが『Reboot!』を宣言する。